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渋谷駅は、乗り入れ路線が10本(23区の中で3番目に多い)とアクセス良好で、100年に1度の再開発も進んでおり、IT系やスタートアップ企業に人気のエリアです。
そのため、オフィス賃料の相場は、23区の中でも1番高く、空室率も少ないことから、コワーキングスペースの利用が好まれます。
ここでは、渋谷駅周辺にあるコワーキングスペースについてや、利用メリット・デメリットについて解説していきます。
コワーキングスペース(Coworking Space)とは、造語で「共に働く場所」という意味合いがあり、個人事業主やスタートアップ企業など、在籍の違う者同士が、互いに刺激し合いながら仕事(作業)を行える施設のことです。
コワーキングスペースは、従来のオフィススペースとは異なり、個人事業主やスタートアップ企業・起業家など、自由に働ける人々にとって、魅力的な環境になっています。
コワーキングスペースでは、共有デスクのみならず、プライベートオフィスや貸会議室・オフィス設備(コピー機など)を提供しています。
コワーキングスペース(Coworking Space)は、シェアオフィスと混同されることも多く、明確な定義がないため、サービス提供会社により呼称が異なります。
例えば、コワーキングスペースは、交流を主軸に置き、シェアオフィスには、集中力やプライバシーに特化した空間作りになっています。
ドロップインとは、事前予約や月々の契約が不要で、一時的に(スポットで)コワーキングスペースを利用できるシステムです。
ドロップインは、外出先や単発で数時間だけ利用したり、必要に応じてスペースを求める人にとって、無駄がなく利便性の高いシステムです。
ここまでは、コワーキングスペースやドロップイン・シェアオフィスとの違いについて、解説してきました。
ここからは、個室ブース(集中エリア)が備わっている「コワーキングスペース」について、ご紹介していきます。
画像出典:GOOD WORK(グッドワーク)
GOOD WORKは、渋谷駅から徒歩約20分圏内にあり、代々木公園駅や代々木八幡駅からも、ほど近い距離に位置しています。
コワーキングスペース内は、1階から屋上(4階)まであり、階によって使い勝手が異なります。
1階は、車椅子の方も使いやすいように、デスクの高さを低くしたバリアフリー設計であったり、集中ブースを備えています。
2階には、ソファ席やロングデスクを設けていたり、観葉植物を置くことで、リラックスした空間を演出しています。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:LULL TECH BEACH
LULL TECH BEACHは、クリエイターが集う「ビーチ」をコンセプトとした、コワーキングスペースになっており、時間の流れと共に空間(背景)が変化していきます。
利用者は、リラックスして仕事に集中できるよう、ブランケットやクッションをはじめ、無料でデスク周りのガジェット(道具)を貸し出しています。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:THE HUB 渋谷
THE HUB 渋谷は、セキュリティ対策がしっかりしており、各階のフロア内に入る際は、ロックを解錠する必要があります。
また、5階には、個室ブースが設けられていたり、4階にもサイレントエリアがあるので、集中して仕事をすることができます。
しかし、各フロア内は、飲食が可能になっていますが、時間制限(11時〜14時)があるため、人によっては、窮屈に感じてしまうかもしれません。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:KEISEI×BIZcomfort渋谷南
KEISEI×BIZcomfort渋谷南は、個室ブースを設けていますが、利用には事前予約が必要で、1回の利用につき最大2時間まで、15分毎に25円の追加料金が発生します。
また、個室ブースは、1日2回までの利用制限があるため、機密情報を扱う会議が頻繁に発生する場合は、使い勝手が悪い可能性があります。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:渋谷南平台店/ビジネスエアポート
ビジネスエアポートでは、個室ブース(オンラインミーティングルーム)を設けていますが、30分550円と別途利用料が必要になります。
また、会議室は、1時間毎に利用料が発生し、会員と一般(通常)では価格が異なり、約2,000円の差が発生します。
【内部写真】
【アクセス】
ここまでは、個室ブース(集中エリア)が備わっている「コワーキングスペース」について、ご紹介してきました。
ここからは、個室ブース無しでも充実した環境である「コワーキングスペース」を、ご紹介していきます。
画像出典:.andwork shibuya
.andwork shibuyaは、ホテル一体型のコワーキングスペースとなっており、リラックスできる空間をコンセプトに「日常の片隅にある非日常」を演出しています。
また、.andworkでは、オンラインのみならず、オフラインでも参加できるイベントを定期的に開催しており、利用者同士の交流が盛んです。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:コワーキングスペース/la billage SHIBUYA(ラビレッジ渋谷)
la billage SHIBUYAは、渋谷駅から徒歩5分の場所に位置しており、ビル内にはクリニックやカフェが併設しているので、利便性が高い立地です。
コワーキングスペース内は、ブライダル施設の一部空間を利用しているため、おしゃれな雰囲気になっており、イベント会場としても使われています。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:勉強カフェ 渋谷スタジオ
勉強カフェ渋谷スタジオは、勉強向きの「ラウンジ」と、仕事向きの「ワークスペース」を設けています。
利用者層は、受験勉強を行う高校生や、コワーキングスペースとして利用する社会人が中心で、勉強会(サークル)などのイベントが盛んに行われています。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:渋谷セルリアンタワー
THE EXECUTIVE CENTREは、セルリアンタワーの15階にコワーキングスペースを設けており、24時間365日利用することが可能です。
特徴としては、カフェブースや会議室のみならず、ITサポートサービスも料金に含まれており、他のコワーキングスペースにはない魅力となっています。
【内部写真】
【アクセス】
画像出典:【公式サイト】クロスオフィス渋谷
クロスオフィス渋谷では、1階にエントランスとラウンジがあり、コワーキングスペースは、最上階の8階になります。
8階フロアには、電話ブースが2ヶ所ありますが、あくまでも利用目的は一時的となるため、個室として活用することはできません。
【内部写真】
【アクセス】
ここまでは、渋谷駅で「個室ブース無しのコワーキングスペース」について、ご紹介してきました。
ここからは、コワーキングスペースの「メリット」について、わかりやすく解説していきます。
コワーキングスペースは、個別にオフィススペースを借りるよりも、費用対効果(コストパフォーマンス)が高い可能性があります。
コワーキングスペースを利用する際は、必要な広さや期間・場所に合わせて、柔軟な働き方ができるため、オフィスの固定費用を削減できます。
コワーキングスペースでは、プリンターやコピー機・高速インターネット回線・貸会議室など、オフィスに必要な備品を提供しています。
これにより、コワーキングスペースでは、消耗品などを購入せずに、業務に必要なオフィス環境を確保できます。
コワーキングスペースは、異なる業種やスキルを持つ人々が集まる場所なので、人脈作りの促進にも繋がります。
特に、コワーキングスペースでは、イベントが開催されることもあるため、交流の機会が広がり、新しいビジネスチャンスを見つけることも期待できます。
ここまでは、コワーキングスペースの「メリット」について、わかりやすく解説していきます。
ここからは、コワーキングスペースの「デメリット」について、詳しくご紹介していきます。
コワーキングスペースは、働く場所を共有するため、他者の会話や物音が「騒音」として、集中力の低下に繋がる可能性があります。
そのため、一部のコワーキングスペースでは、静かなエリア(集中ブース)を提供し、集中力の低下に関する対策を強化しています。
コワーキングスペースでは、見知らぬ人と働く場所を共有するので、機密情報やプライバシーに関する内容には、注意して作業する必要があります。
特に、機密性の高い職種に従事している場合は、オープンスペースではプライバシーを守ることができないため、利用する際には個室ブースがおすすめです。
コワーキングスペースは、自分の「好きな時間」に「好きな場所」で、作業することができる手軽さが魅力です。
しかしながら、コワーキングスペースは、フリーアドレス制であることから、利用者が多いときには、希望する座席が確保できないこともあります。
本記事では、渋谷駅周辺にある「コワーキングスペース」についての紹介や、利用に対するメリットとデメリットを解説してきました。
GOODWORKは、渋谷駅も徒歩圏内でありながら、代々木公園駅と代々木八幡駅からもほど近く、ドロップインで利用することも可能です。
また、コワーキングスペースは、賃貸オフィスを構えるよりも、コストを削減しながら、満足度の高い環境で仕事をすることができます。
ぜひ一度、渋谷駅周辺という好立地で、清潔感のある「GOODWORK」をご検討されてみては、いかがでしょうか?