リモート勤務を推奨している「スタートアップ・ベンチャー企業」は、新型コロナウイルス感染症の拡大を機に、社員の出社回数が減った経緯から、テナント賃料について考える機会が増えました。
バーチャルオフィスは、実際に入居するスタイルではないため、賃貸事務所よりもコストを削減できるので、個人事業主にとっても負担が減ります。
ここでは、バーチャルオフィスのメリットやデメリットに加え、渋谷区で登記できるサービスをご紹介していきます。
バーチャルオフィスとは、企業や個人事業主が物理的なオフィススペースを持たず、登記できる住所を貸し出すサービスです。
主な内容は、荷物の受け取り（保管）をはじめ、郵便物の転送・電話応対のサポートを行っています。
個人事業主の場合は、自宅住所を使わずに、ビジネス用のアドレスを持つことができるので、個人情報保護の観点からも役立ちます。
ここまでは、住所貸し出しサービス「バーチャルオフィス」について、わかりやすく解説してきました。
ここからは、東京都渋谷区で登記できる「バーチャルオフィス１０選」について、詳しくご紹介していきます。
画像出典:GOODWORKバーチャルオフィス
GOODWORKは、渋谷区上原という閑静な住宅街にあり、渋谷駅や新宿駅までもそう遠くない立地にあります。
スタッフは、英語対応ができるので、外国籍の方も安心して、ビジネス用のアドレスを持つことができます。
また、GOODWORKには、コワーキングスペースや会議室があるため、他社のバーチャルオフィスよりも、外観と内装にこだわっており、清潔感を感じられます。
バーチャルオフィスとしては、郵便物の管理システムが他社より手厚く、郵送物が届いた当日中に到着通知メールを送っています。
【バーチャルオフィスの月額】
５,５００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・郵便物保管（含む）
・複合機の利用（オプション）
・郵便物転送（実費）
・電話番号取得サービス（オプション）
・秘書代行サービス（オプション）
・私文書電子化サービス（オプション）
・リモートデスクトップシステム（オプション）
・専用ポスト（オプション）
・専用鍵付きロッカー（オプション）
・会議室の利用料（会員価格）
【バーチャルオフィスの場所】
小田急線 代々木八幡駅から徒歩４分
千代田線 代々木公園駅から徒歩４分
小田急線 代々木上原駅から徒歩８分
CROSS COOPは、監視カメラの設置や、なりすまし防止による「顔認証」に加え、日中は受付が常駐しているため、高いセキュリティ環境の元で働けます。
また、オフィス内には、溶解ボックスがあるので、機密書類などを安心して破棄することができます。
【バーチャルオフィスの月額】
３０,０００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・会議室の利用料（オプション）
・ラウンジの利用（オプション）
・電話代行（オプション）
・受付前に社名表記（オプション）
【バーチャルオフィスの場所】
JR線 渋谷駅から徒歩５分
東京メトロ 渋谷駅から徒歩５分
東急線 渋谷駅から徒歩５分
東京メトロ 表参道駅から徒歩７分
画像出典:Trance WORKS
Trance WORKS青山は、バーチャルオフィスの契約だと、ラウンジ（座席）の利用が不可になってしまいます。
また、会議室を利用したい場合には、１時間４名プラン１,５００円〜 / ６名プラン２,０００円で予約する必要があります。
【バーチャルオフィスの月額】
６,０００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・会議室の利用料（オプション）
・郵便物転送（＋月額５,０００円）
画像出典:青山アラマンダワークコート
青山アラマンダワークコートは、有人コンシェルジュが常駐する洗練された空間で、ホテル並みの快適空間になっています。
バーチャルオフィス会員は、１DAYで利用することができたり、会議室を１時間４,４００円で予約することが可能です。
【バーチャルオフィスの月額】
１６,５００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・郵便物転送（週１含む）
【バーチャルオフィスの場所】
銀座線 外苑前駅から徒歩１分
半蔵門 / 銀座 / 大江戸線 青山一丁目駅から徒歩５分
EB-SPACEは、個人と法人・郵送物転送サービスの有無によって、月額の利用料が異なるだけではなく、半年や１年分まとめて支払うことで、コストを抑えることができます。
さらに、EB-SPACEでは、バーチャルオフィスとしては珍しく、追加料金を支払うことで、電話番号の付与から転送・代行まで依頼できます。
【バーチャルオフィスの月額】
法人最低プラン：通常料金４,９８０円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含み）
・郵便物転送（実費のみ）
・電話番号付与（オプション）
・電話転送（オプション）
・電話代行（オプション）
・会社名表記（オプション）
・専用ポスト（オプション）
・ブース利用（オプション）
【バーチャルオフィスの場所】
JR線 恵比寿駅から徒歩３分
メトロ線 恵比寿駅から徒歩３分
画像出典:東京にてバーチャルオフィスと事業所所在地/コンパスオフィス
COMPASS OFFICESは、無駄なく最適なプランを提供すべく、最安値の「ビジネスアドレス」から、最高値の「ハビタット会員 ゴールド」まで、豊富に種類があります。
プランの中には、住所登記ができない（ビジネスコミュニケーションプラン）ものもあるため、契約前に注意が必要です。
【バーチャルオフィスの月額】
法人最安値プラン：１５,０００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
※以下はビジネスアドレスの内容
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
【バーチャルオフィスの場所】
拠点により異なる
SERVCORPは、日本全国２８箇所の一等地に拠点があり、最安値のプランでも１日１時間まで、世界各国のコワーキングスペースが無料で使えます。
また、クレジットカード払いの場合は、保証金（敷金）が不要なのも、他社にはない大きな特徴です。
【バーチャルオフィスの月額】
最安値プラン：７,２００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記
・住所利用
・郵便物転送
・秘書代行サービス（オプション）
・コワーキングスペースの利用（１時間まで）
画像出典:麻布十番 六本木 広尾の格安バーチャルオフィスなら十番オフィス
１０BAN OFFICEは、広尾・麻布十番・六本木という、３つの人気エリアから住所を取得できます。
また、新規利用から６ヶ月間は、月額利用料が半額、年間一括払いでは、トータルで２０%お得になりますが、他社よりも設定額がもともと高めなので、注意が必要です。
【バーチャルオフィスの月額】
法人最低プラン：６,２５０円（６ヶ月経過後１２,５００円）
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・郵便物転送（週１回実費）
・会員専用ラウンジの利用（契約店舗で週１回まで）
・複合機の利用（含む）
・会議室が会員価格で利用可能
THE EXECUTIVE CENTREは、ビジネスアドレスと電話対応に特化したプランの他に、両方のサービスが入っている「プレミアムパッケージ」というタイプがあります。
プレミアムパッケージの特徴は、ビジネスアドレスプランよりも、コワーキングスペースの利用時間が増えたり、全てのサービスが使えるところです。
【バーチャルオフィスの月額】
法人最低プラン：１５,０００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
※以下はビジネスアドレスの内容
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・郵便物受取通（含む）
・コワーキングスペースの無料（８時間含む）
・会議室が会員価格で利用可能
１ STOP BUSINESS CENTEは、どのプランにも「法人登記」と「郵便物の転送サービス」が含まれています。
他社にないサービスとしては、事前に会議室の利用チケットを、１２時間または３０時間分購入することで、都度利用するよりもお手頃価格になるところです。
【バーチャルオフィスの月額】
法人最低プラン：４,８００円
【バーチャルオフィスのサービス内容】
・法人登記（含む）
・住所利用（含む）
・郵便物転送（１通１００g以内は含む / 週１回）
・会議室が会員価格で利用可能
【バーチャルオフィスの場所】
拠点により異なる
ここまでは、渋谷区で登記できる「バーチャルオフィス１０選」について、詳しくご紹介してきました。
ここからは、バーチャルオフィス以外にも、渋谷区にある他サービスについて、解説していきます。
レンタルオフィスは、物理的なスペースを提供するサービスであり、社員が実際に働く場所（個室のプライベート空間）を確保します。
一方、バーチャルオフィスは、インターネット上の仮想空間のみで、物理的なオフィスを持たないため、従業員はリモートで働くことが前提です。
コワーキングやシェアオフィスは、レンタルオフィスと異なり、プライバシーが完全に守られている環境ではないため、守秘義務が生じる業務をしにくいのが特徴です。
そのため、コワーキングやシェアオフィスは、レンタルオフィスよりもコストが安く済みます。
ここまでは、バーチャルオフィス以外にも「渋谷区にある他サービス」をご紹介してきました。
ここからは、渋谷区にもある「バーチャルオフィスのメリット」について、詳しく解説していきます。
バーチャルオフィスでは、好きな立地で住所を取得できるため、説得感や安心感を与えるビジネスエリアに、会社を置くことができます。
そのため、企業としては、社会的に信頼性が向上し、クライアントに対しても良い印象を与えます。
バーチャルオフィスは、会社やオフィスの設立にかかる初期費用を、最小限に抑えることができたり、会議室の貸し出しも行われています。
そのため、起業したばかりの人や、個人事業主にとっては、必要なものが揃っているので、準備期間を省くことができます。
バーチャルオフィスは、物理的なスペースを借りるよりも、費用が節約できるため、資金をビジネスに投資できます。
【バーチャルオフィスでできること】
・法人登記可能な住所の貸出し
・電話秘書代行
・FAXサービス
・ロッカーの貸出し
・個人専用電話の貸出し
・メールアドレスの付与
・郵便物の自宅転送 / 来店受取り
・会議スペースのレンタル
・受付代行
・法人銀行口座開設の紹介
・弁護士 / 司法書士 / 税理士などの紹介
など…
バーチャルオフィスは、自宅住所をビジネス利用することが避けられるため、プライバシーを保護できます。
そのため、自宅住所は、外部に公表する必要がないので、一人暮らしの女性なども安心してハンドメイド商品を販売できます。
ここまでは、渋谷区にもある「バーチャルオフィスのメリット」について、詳しく解説してきました。
ここからは、渋谷区にもある「バーチャルオフィスのデメリット」について、ご紹介していきます。
バーチャルオフィスは、許認可が必要な業種で住所貸しを希望する場合、規制や要件に注意する必要があります。
特に、税理士は、税理士法第４０条により、事務所を設置しなければならないため、基本的にバーチャルオフィスで法人登記することはできません。
電話の転送は、発信エリアを偽装することができるため、東京「０３」からの番号であっても、その地域に拠点を持っていない可能性があり、悪用する事件が多発しています。
そのため、日本では、電気通信事業法が改正され、電話の転送は、制限や確認事項が増えました。
その結果、２０２２年５月２３日からは、バーチャルオフィスで利用する際には、本人確認や拠点と提供サービスが同じエリアにあることなど、以前よりも厳しくなりました。
バーチャルオフィスは、インターネットで住所検索をした際、自社のみならず他社情報も表示されるため、サービスの利用者であることが判明しやすいです。
さらに、同業者が同じ住所の場合は、取引先などから間違われるリスクもあり、会社名など確認を怠らないようにする必要があります。
バーチャルオフィスでは、荷物をまとめて転送するのが一般的なので、週１や月１に受け取ることになるため、通常よりも手元に届くまで時間を要します。
そのため、荷物の受け取りには、急ぎの案件が発生すると、別の方法をとらなければならない可能性もあります。
また、荷物の転送には、送料が発生するため、まとめてサービスを利用しないと、コストがかさみます。
ここまでは、バーチャルオフィスの「メリット」と「デメリット」について、詳しくご紹介してきました。
ここからは、バーチャルオフィスをおすすめしたい「企業（人）」について、解説していきます。
バーチャルオフィスは、物理的なオフィスを持っていない「リモート中心の企業」に好まれます。
なぜなら、リモート中心の企業は、従業員の人数に応じてスペースを確保しても、毎日出社しないのであれば、無駄なコストになってしまうからです。
そのため、企業には、在籍している従業員の人数が多くても、出社する必要がないのであれば、バーチャルオフィスは利便性も高くおすすめです。
個人事業主の場合は、自宅が賃貸だと法人登記することが難しいので、登記をする上でバーチャルオフィスが役立ちます。
さらに、郵便物や電話などは、私生活と仕事で分けることができるため、プライベートと線引きしたい時に効果的です。
社会全体が、SNSやオンラインショップに対して、積極的な考え方になったため、趣味を活かす場ができて、ハンドメイド商品を販売する人が増えました。
そのため、個人事業主には、個人情報保護の観点から、安心して販売できる環境作りを構築するために、発送元や特商法表記で利用する住所が欲しい人に効果的です。
本記事では、法人登記が可能な「バーチャルオフィス」のメリットやデメリット、おすすめサービスについて、詳しくご紹介してきました。
GOODWORKでは、渋谷区代々木上原の住所を格安で法人登記できるサービスを提供しています。
バーチャルオフィスは、好きな立地で会社住所を取得できるため、説得力や安心感を与えるエリアに会社を置くことができます。
ぜひ一度、好立地で清潔感のある「GOODWORK」をご検討されてみては、いかがでしょうか？
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